城ヶ島へ

先週末は、懐かしい人たち、今後お付き合いしていく、初対面の人たちなど、多数の方々との出会いの、プチ旅行となりました
人生を旅になぞらえることはよくありますが、ある時期、本当に濃密な時を共に過ごし、苦楽を分け合った方々と10年ぶりの再会を果たしてみると、はからずもその間の自分の人生の軌跡を振り返ることになり、感無量です
人は一人では生きていけない
ある時間を、誰かと共に過ごせるのは、本当にご縁があってのことなのだ…
と、つくづく身に沁みたことでした
鎌倉で一泊、夕方に横浜である会合までの間、三浦半島城ヶ島まで、足をのばしました

上空には、鳶が幾羽も弧を描き、ピーヒョロと笛の音のような声で鳴き交わしておりました
浜は、波で彫刻された岩場
きれいに整備された公園には、珍しいイソギクが揺れておりました


かつて愛読した、森瑶子さんの小説によく登場した、油壺界隈〜
「小説とは、根も葉もあるウソ」〜森瑶子
想像していた景色とは全く違っていて、作家のマジックに、改めて脱帽したのでした