心地良すぎて…

大好きなヴァイオリニストの一人、イツァーク・パールマンのコンサートで、久しぶりにサントリーホール
やはり大人気、開演を待っ人・人・人…


前から2列目の、ど真ん中を確保して、意気揚々、臨んだコンサートでしたが…
何たること!!
あまりに優しく、美しい調べ
まるでお母さんの腕に抱かれているような、圧倒的な安心感
揺りかごで寝たら、こんな感じなんだろうな…みたいな
あまりの心地よさに、どうやったって、寝てしまう!!
耳はしっかり音と戯れているので、完全に寝ているわけではない、のでしょうが…
あぁあ、こんなハズじゃあ、なかったのにな
イマイチ興味が湧かずに、寝ちゃった、というのとは、全然違う、今までにない経験です
あまりの巧みさに、目も耳も釘付けになった、ヴェンゲーロフ
天上の音楽を味わわせてくれた、ギドン・クレーメル
素晴らしい才能に出会えた喜びに感謝した、ヒラリー・ハーン
一緒に歌ってる気持ちにさせてくれたり、ホールから野原に連れ出してもらった気分を味わわせてくれたり、「幸せ♪」を実感させてくれたり、いろんないろんなヴァイオリニストと出会ってきましたが…
ヴァイオリンの音色で安心しきっちゃう、なんてことがあるとは、意外でした
かろうじて、半分くらい目を開けていられた、小品集
色気のある曲から、軽快なものまで、パールマンのお人柄そのものであるらしい、温かさに満ちた演奏に抱かれた、2時間でした