素朴な疑問

久々の上野
本日は、ジョン・ノイマイヤー振り付け「ロミオとジュリエット
正直言うと、ロミジュリはあまり好きではありません
悲劇なので、観賞後はどうしても、気分が沈んでしまうのと、ダンスというより、演劇的要素が強く、大技での見せ場より、演技力がものを言うからです
有名な演目ですから、何回か、色々なバレエ団の公演を観ていますが、英国ロイヤル・バレエ時代の、吉田都さんのジュリエットが、あまりに完璧で、強烈な印象を受けたので、都さんを越えるジュリエットにはお目にかかることはないんじゃないか、とどこかで思っている節が、私自身の中にあるのも、今一つ、ロミジュリに熱心になれない、理由のひとつかも知れません
東京バレエ団創立50周年記念〜たくさんのファンが応援に駆けつけています
ジョン・ノイマイヤーは好きな振り付け師
斬新かつ華麗、おとぎ話のシンデレラを、まったく別の味付けに仕上げた実績を知っているので、今回はどんなロミジュリか、楽しみです

五月雨式に続く仕事を、ぶっちぎって飛び出しましたが、結構ギリギリ
ゆとりをもって、夕食を楽しんでから…と思っていたのに、食事時間は正味10分
オーダーしたかったメニューを諦め、ハンバーグで

ジョン・ノイマイヤーの舞台は、やはり素晴らしい!!
舞台装置も衣装も、シンプルなのに華麗
スピーディーでキレのある動き(ダンサーは大変でしょうが…)、分かりやすい演出
しかしながら…
ロミジュリで、いつも引っ掛かる場面があります
嫁入り前の娘の寝室に、なぜジュリエットの両親は、花婿候補を連れて来るのでしょうか?
しかも、ジュリエットは、起き抜けで着替えもしていないのに…??
本筋とは、まったく関係ないのですが、毎回、妙に気になるんです