8年前からお見通し?!

精神科医・伊良部シリーズで、すっかりその魅力にはまった、奥田英朗(おくだひでお)氏
心理描写が絶妙なだけに、テーマが暗い「無理」は、最後まで読み続けるのが、辛いくらいでした
(良く頑張ったね、みたいな、最後のあり得ないどんでん返しがまた、小気味良かったのですが)
もう少し軽いテーマのものを、と購入したのか「マドンナ」と「ガール」
働き盛りの中間管理職男子の悲喜こもごもがテーマの「マドンナ」と、働くアラサー女子の日常を綴った「ガール」
どちらも通勤電車で楽しく読める作品です

あまりに「あるある!!」なストーリーに、ついつい引き込まれ、危うく乗り越しそうになっちゃうほどですが、「ガール」のこの一節には、正直参ったなぁ(∩_∩;)P

満員の車中で、爆笑しそうになりましたよ
2006年刊行だから、今のブレイクを、8年も前から先取りしていたか??
さすがは奥田英朗!!