生ぬるい!!

その著作も、その屈託ないお人柄がうかがえて楽しい、千住真理子さん
「ヴァイオリニスト20の哲学」という新刊を出されたと知り、コンサートホールにて即購入、幕間と帰りの車中で、ほとんど読んでしまいました

2歳過ぎからヴァイオリンを始め、12歳でプロデビュー、40年の長きにわたり、実力とともに人気を誇るスターとして活躍し続ける人生とは、私の想像を絶する過酷さなのでしょう
そんな真理子さんをさえ、叱咤したという、高校時代の先生の一言がこちら
「一生懸命じゃ、生ぬるい!!」
凄いなぁ
こんなゲキを飛ばしてくれる人物に、私はまだ出会ったことがありません
直接自分に向かって放たれた言葉ではないけれど、「結果がすべて」と考える私には、とても好ましく感じます
まだしばらくは滞在できそうなこの世にいる間に、一生懸命を越えた境地に踏み込みたい、と思います