ショーダンサーに憧れる方へ

4月5月で、ステージングクラスのメンバー3人に、実習としてショーに出てもらうことにしました
すでに活躍中の姉弟子と共に踊り、私が監督で同行します
ステージングクラスを立ち上げた目的が、"人前で披露するに足る魅力あるダンスを踊れるようになる"ことでしたので、彼女たちにようやく実践の場第一弾を与えるチャンスが巡ってきて、私も嬉しいです
ライブの素晴らしさと怖さを、全身全霊で感じていただけますように…これは経験した者にしか、分からないものですから
そしてこの機会が彼女たち自身が今後自分の進む道を考えていくためのキッカケになりますように〜すなわち、自分が楽しむことを最優先に考えるのか、それとも、時には厳しい評価も謙虚に受け止めつつ、本物のベリーダンサーを目指すか、のニ択ですね
ベリーダンスが"趣味"なのか?"仕事"なのか?という、ごく単純な話なのですが…
始めてから1〜2年で、先生から「ショーに出てみない?」とお声がかかる…その場その場で使える人を使う、お気に入りの生徒だけを使う、というやり方は、ヤッラー!!ではあり得ません
たしかに「素質」や「センス」を感じさせる方というのは、僅かながらいらっしゃいます〜が、適切なトレーニングを経験しないで人前に出ることに馴れてしまうと、せっかくお持ちの"よいもの"を歪めてしまう場合もあります
使い捨てのお笑い芸人やアイドルたちと同じ末路を辿ることにも、なりかねません…それに比して、ベリーダンスが本当に大好きで、地道にレッスンを重ねて、自分で自分の素質を磨き上げた生徒さんもいらっしゃいます
漠然と「上手になりたい」と思っていても、なかなか身にはつきません〜具体的な目標を設定して、それに照準を合わせて準備することが一番の近道です
時間とお金と情熱、それらすべてをかけた分しか成長できないし、評価は他人(師匠のみならず、お店のオーナーやお客様)が下すもの、頑張ったって報われないことも、たくさんあります
収入はないに等しいにも関わらず、仕事の心構えと技量が要求される、ビジネスとしては全く割に合わないのが、レストランで踊るベリーダンスのショーダンサーなのです
この現実を踏まえた上で、自分の願望(野心?)と能力(精神的、身体的、経済的)を冷静に計りにかけて、自分で決めてください
もしも、力を注いでやってみよう!!と決めたのなら、あとは簡単、やるだけの話(^^)
精神的には「諦めない、甘えない、いじけない」
具体的には「必要な筋力をつける、正しい体の使い方を身につける、観る目を養う」この二刀流で実力をつけましょう♪
人をうらやんだり、妬んだり、落ち込むヒマがあったら、レッスンする、いろんなショーを見る、ダンパで踊る、のがヤッラー!!の流儀です(^-^)/~~