キニナル…

週末は箱根でのんびり一泊
毎日忙し過ぎる私を気遣い、親友Kちゃんが誘ってくれました
旅の始まりは、畑宿の甘酒茶屋で、甘酒とみそ田楽
(ただし甘酒はノンアルコール)
箱根は涼風が心地よく、藤やツツジが咲いていて、半月〜ひと月近く、季節が遅く感じられました

宿泊先は…超ビミョー
お風呂は大きな浴槽二つに、良質の温泉で大満足
スタッフのサービスは駄目ダメで、特に夕食は生涯最悪のコース料理〜あまりの不味さに、この私が、半分は食べられずにお残ししてしまいました
"箱根薔薇"という冷酒を注文するも、お料理と一緒では酒が不味くなるので、部屋に持ち帰り、自販機で調達したビールとで飲み直し
セブンで買った枝豆が役に立つとは…ね
ネットランキングで第4位にランクインしていた宿だからと、予約してくれたKちゃん、「ネットは信用しない」とガッカリ
有り得ない経験も面白いし、とにかくお湯は満足なんだから、いいってことよ♪
(ディナー用に持参したおしゃれワンピとヒールのミュールの出番はなかったけど、また次回御披露目するね)

「朝食は海苔と卵さえあればいい…」とKちゃん
幸い、湯豆腐、ひじき、焼き魚、サラダもあって、夕食よりよっぽどマトモな内容に、複雑な心境の私たち
お風呂しか、いいとこないじゃん!!と何回も入っていても、浴場は毎回空いていたのに、朝食には「こんなに宿泊客いたの?!」というくらいの人数が集まっていて、ますます??
この人たちって、ここに何しに来たのかしら…
兎にも角にも満腹して出発した先はポーラー美術館
お目当てはレオナール・フジタ展〜だけど、まずはスイーツで気分を盛り上げてから
紅茶のシフォンケーキに添えられていた、生クリームはKちゃんに進呈



コミカルな人物描写に、抑え気味な色調の、独特な画風のレオナール・フジタ
彼が日本画壇を追われるように渡仏する原因になった、と言われる"戦争画"なるものは、果たしてどんなものだったのかしら
戦争に協力したと見られる絵画って…??
彼の、また違う作品を見てみたい、と思いました

ポーラ美術館は有名画家の作品も多数所属しています
こちらは"ポーラ美術館限定販売〜蓮の花キューピー"
って、クロード・モネが見たら、ビックリするか?怒り狂うか?、大笑いするか?

帰りは富士山麓忍野八海(おしのはっかい)を回ってきました
透明な湧き水で有名なところです
「30秒手を入れてみてください」と書かれた看板に従い、Kちゃんとカウントしながら手を浸してみました
15秒で痺れ、20秒で痛み、30秒は限界〜
と〜っても冷たいのです
10m底まで見通せる透明度、水底から浮かび上がってくる鯉が、3D映像のように見える不思議さです
あたこちに、木になるアジサイ??みたいな、変わったお花を見かけました
花はアジサイそのものだけど…木だし?
キミの名前は何と言うのかな?
いろいろ気になることがいっぱいの、楽しい週末でした