Gosick

私にとっては、たまに飲みたくなる、野菜ジュースみたいな存在ラノベ
書店で平積みになっていたり、映画化されたりと、ラノベもしっかりジャンル確立されているんだな(Fに言ったら、「常識だよ」と、軽蔑のマナコで見られること必定)、などと思いつつ、やはり自分で買う気にはなれない…
桜庭一樹著の「Gosick」をFの友達から借りました、いえ、Fに頼んで借りてもらいました
桜庭さん、私はてっきり男性だと信じて疑わなかったのですが〜女の方だったのですね、失礼しましたっ!
Gosick第1巻のあとがきを読んで、びっくりしましたよ〜文体から受けるイメージや発想が、完璧に"オトコ"でしたから
ともあれ、「Gosick


とりとめがなく、何となく救いようのない、しかしグイグイ読ませる筆力のある(危うく相模原で降り損ないそうになったり、下北沢か?!と焦って降りたら登戸だったり)、沼田まほかる著「彼女がその名を知らない鳥たち」とか…
村上龍の爽快エッセイや…
垣根涼介著「ワイルドスワン」のスピード感や切なさ、なんかとは、まったく別個の味わいがあります
パタリロ!」的魅力、とでも言いましょうか…
(「パタリロ!」を「水戸黄門」と読みかえていただいても、支障ございません)
ここのところ、面白い本に当たることが多くて、充実の移動時間を過ごしています