洋の東西の美意識

天才ピアニストの映画か、スペインの巨匠ゴヤの展覧会か、シネマ歌舞伎か…
究極の三択、あなたならどうする?
先週の土曜日〜朝方の地震で、万が一、ヤバいことになった場合、一番何とかなりそうな場所、ということで、シネマ歌舞伎を観にいきました
(真剣に地震に備えるなら、仕事終わったら、まっすぐおうちに帰りますよね?やっぱり遊ぶのはやめられない、罰当たりなワタクシ)

最近、洋舞(ジャズ、バレエ)の魅力に目を開かれるのと平行して、日本の美意識の不思議に開眼しました…
日本髪、着物の形や柄、細工の決め細やかさ、帯結びの数々…
その独創性と多様性は、他の追随を許さぬ素晴らしさだと思います
誰が、どうして、そんなこと思いついたの???
念ずれば通ず
関心を持っていると、何やらアンテナに引っかかってくるもので、玉三郎さまの艶姿を、シネマ歌舞伎天守物語」で初めて拝むことができました
歌舞伎座には、何年も前に一度だけ、いったことがあります
当時は「歌舞伎って、さほど難解でもお高いものでもなく、楽しいものなんだな」との印象が残っています
今なら、もっと様々な要素を楽しめるはず
これは近々、行くっきゃないね!!
泉鏡花のストーリーは、摩訶不思議で〜ガルシア・マルケスに通ずる、童話のような〜
理屈抜きに、その世界に浸ればよいのだと、魅力されたことでした
「歌舞伎〜歌舞伎〜♪」とはしゃぐ私をして、「歌舞伎モノ」と呼ばわる悪友くん
あちゃぁ〜お見事!!、これには言葉もございませんです、はい