不愉快な車内での快適な過ごし方

これはもう、精神をトリップさせる以外に、テはありませんね
どう考えても、乗車率も座席の広さ(狭さ)も、オカシイでしょ?
家畜ごとき扱い〜ってか、動物たちだって、一頭ずつ仕切りの中にいて、最低限のスペースは確保されるというのに…
満員電車に乗る時は、私しゃいっそ、カプセル詰めか個装にして欲しい
もっぱら手っ取り早い読書で、この非人道的扱いを耐え忍ぶ
最近のホン選びは…
新しい作家さんのホンも、新鮮で良いのですが、読みたいと思っていたけど、なぜか今日まで、手に取らず仕舞いだったり…
過去に途中で挫折したものの、なぜか未だに気にかかるホンなど…
人と同じで、ホンとの出会いもご縁ですし、幸い相手がホンなら、こちらからアプローチすれば、道は拓けるわけで
浮気性のワタクシ、読みたいホンを、すでに何冊も手元に囲っているにも関わらず、"ロリータ"(高校あたりで挫折した組〜今なら切ない中年男の心情を理解できるはず)を購入
書棚を眺めていたら、目についた、カフカの"変身"(やはり高校の時、「ムシに変身?バカじゃないの〜?!」と思った記憶あり…でも、どこか気にかかる存在でした)も購入

こんなに永らく、私の記憶の片隅に鎮座ましますからには、読むべき運命の書なりや
かくして、ワタクシは数多のホンたちを侍らせ、本日のお相手一冊指名しては、バッグに忍ばせ、狭っ苦しいO※Qの座席で、メタボ親父や香水オンナと、スペース確保のつばぜり合いを演じつつ(スマホが増えてからというもの、以前にもまして両肘を張って座る輩の多いこと)、束の間の至福の時を過ごすのです