文武両道の士

歴史好きなKちゃんの趣味に合わせて、サントリー美術館
毛利家の至宝展を観賞しに行きました

戦国武将、というと、何だか無骨な体育会系イメージがありましたが…
肖像画でみる毛利家の面々は皆さん、学者肌の優しい面差し
書や画に長けた方もあり、教科書で習った、毛利元就は、文武両道をよくする、万能選手
戦国時代を生き抜くには、強いだけじゃ足りない〜政策や外交手腕も問われる一国の主たるもの、現代の大企業家に相当するのだな、と理解しました
バブルの頃、企業自らが芸術振興を担う、メセナが流行りましたが、毛利家も多数の美術品や文書、生活用品、衣装などを、大切に保管してくれていました
それらの状態の、素晴らしく良いのをみるにつけ、きちんとした家風と、文化への造詣の深さ、経済基盤の強固さを思わせます
歴史の教科書と、大河ドラマでしか知らなかった世界が、身近に感じられ、面白くも充実した時間でした