六本木にて

見逃した…!!と思っていた映画が、別の映画館にかかっているのを見つけた時の嬉しさ♪
コッポラ監督の"ヴァージニア"を観に、六本木へ

夢か現実か、劇中劇なのか?
曖昧模糊としたストーリー〜煙に巻かれたよう
映像美(グロテスクな方も)に魅せられ、釈然としないまま、昼下がりの六本木の街中を、森美術館で開催中の"アラブ・エクスプレス展"へ
大好きなベリーダンスの故郷でありながら、実のところ、あまりに実態を知らなすぎる国々…
現代美術家たちの作品を通じて、アラブに触れよう、というこの展覧会は、私の"分からない感を、"ますます深めるばかり
明るい彩りで楽しげなこの作品も、実は戦争の首謀者たちを揶揄するもの

女性は顔を隠すベールやマスクを纏う、という西洋側のステレオタイプな捉え方を、逆手にとった作品
"ダンス ウィズ ウルブズ"
との題名がつけられていました

ちょっと写メでは分かりにくいですが…
真っ黒な水が吹き上がり続けるだけの作品〜汚染、原油などを表すものだそう
あたりの床には、黒い飛沫がシミになっていて、インパクトの強さに、しばし足を止められました

片や、自宅の窓からの風景を撮った作品群のひとつ

かくも、様々な顔をもつ、アラブの国々
森ビルの53Fでこの現代美術展、52Fでは古代エジソン
あまりに触れ幅が大き過ぎて、アラブは、私には謎を増すばかりなり