旅行者の目から

関東暮らしが長くなるにつれて、関西に行ったときの自分の目線が、旅行者のものになっていくのを感じます
「懐かしいなぁ」より、「面白いなぁ」「不思議だなぁ」の比率が高くなる
今回の旅行で、面白いと感じたことを…
まずは電車〜今回は京阪電車をよく利用しましたが、イラスト列車が多いイメージ
アニメ作品とタイアップしたものや、パトカーを模したものも


片側が2人掛け、片側が1人掛けの、バスみたいな車両がありました
腰のあたる部分に、座席と同じ材質の腰当てがついている〜思いやりを感じますね
腰当ては阪急電車でも見かけました
関東の私鉄さんにも、導入していただきたい

お土産売り場に、子供用靴下〜電車シリーズ
大人サイズもあれば、てっちゃんに人気♪、かも…

「関西といえば、たこ焼き」なイメージは何故なんでしょう?
たこ焼きグッズもちょこちょこ見かけました
私の実感から言うと、たこ焼きはお祭りで食べる他は、たまにおやつに買う程度
お好み焼きに関しては、関東人よりずっと、身近で愛着のある食べ物ですね
お昼ご飯に、家庭でも作ります
たこ焼き、焼きそば、お好み焼きをおかずに、白ご飯を食べる、は「あり得な〜い」
私の実家ではする、という関西人を、1人知っているだけです

国立国際美術館があるのは、大阪・北の中心地のビジネス街
お昼時には、レストランの前にパラソルを立てて、お弁当を販売している他、露店のお弁当屋さんも、どこからともなく現れて、しっかり商売していました

エスカレーターで、関東は左に、関西は右に立つ、というのは有名な話ですが(左右が入れ替わる境界線はどこかしら?関ヶ原あたり??)、ラッシュ時でも、意外にエスカレーターで歩く人は少ない(左の人も立ってたり、おぃっ!!)
都内なら考えられないですね〜関東の方が、せっかちやん?
美術館内でも街中でも、眼前に割り込む人、急に立ち止まる人率、高し
自分のやりたい様にやる、が鉄則か?
デパ地下の高級お菓子屋さんでも、「賞味期限いつまでなん?」と、さっさと商品を裏返して自分で確認するし
オバサンな傍若無人ぶりと取るか、好奇心旺盛な、子供みたいな率直さ、と見るかは、意見の分かれるところで
反面、電車の座席は自発的に詰め合わせて、1人でも座れるようにするし、道を尋ねても親切に教えてくれたり、と気配りもバッチリ
タクシーの運転手さんも、レストランや売り場のスタッフも話好き
「一番寒い日ぃに来はったんですなぁ、気の毒に」
「気ぃつけて、いってらっしゃい」
と、気さくに声をかけてくれます
変に熱くて、無駄に世話焼き…な私の性格も、関西の土壌で育まれたものなのね、と秘かに納得したのでした