室内楽アンサンブルの魅力

ヴァイオリンが、チェロが、ピアノが、追いかけっこしたり、かくれんぼしたり
「綾なす」「織りなす」とは、こういうことを言うのだなぁ、と納得させられる、ハーモニーの多彩な美しさ
妙なる調べに、ひたすら身を任せ…
2月16日(土)みなとみらいホールでの、国際音楽祭NIPPON、最終日

今後、この音楽祭が、ホールの中だけでなく、街中に広がっていきますように…
クィーズスクエア内で、投げ銭方式の、ゲリラライブみたいな試みがあっても、いいかな、と私は思います
「クラシックは敷居が高い」
「柄じゃない」
そんな風に思っている人たちにこそ、この素晴らしい音を聴かせてあげたい
「こんなに素晴らしいものがあったのか?!」と、驚かせてあげたい
日常生活の中で、素敵な、美しい、幸せなものに、触れられる〜
それこそが、豊かな人生なのじゃないかな
お祭りは、みんなで楽しむものだから
人生の早い時期から、当たり前に、素晴らしい芸術に出会う機会が転がっている環境〜理想です


ヴァイオリン 諏訪内晶子さん
この音楽祭は、芸術監督でもある彼女が、長年温めていたもの〜後身育成のための、マスタークラスも開催されました

チェロ ピーター・ウィスペルウェイさん
力強く優美な音色を紡ぐ、渾身の演奏

ピアノ 江口 玲(あきら)さん
控えめにパックアップに徹していたかと思えば、ばあーっと華やかにセンターに躍り出て、またすう〜っと退いていく
鮮やかなメリハリと、品の良い力強さに驚かされたピアノでした