怪我の功名

先月、ぎっくり腰を患い、完治まで約1ヶ月かかりました
結婚祝いの会で、特別醸造してくださったという、美味しい日本酒を過ごしてしまったのか、つい2時間ばかりうたた寝をして、ふと起き上がろうとしたら、立てなかったのでした
お座布団に、腰から下が載っていなくて、畳との僅かに数センチの落差が、負担になったようで…
早春の夜気も、身体に障ったのでしょう
腹筋を普段の倍くらい使って、内心「でぃやぁ〜っ!!」と、気合いを入れ、渾身の気力でもっての立ち居振舞い
軽い掛け布団を持ち上げるのが、バーベル上げのようで、長時間椅子に座っていた日には、もう腰が固まってしまって、しばらくアニメーションダンスの達人になれてしまいます(笑)
それなのに、十二分に気を使い、腹筋を酷使しながらですが、ダンスはそれなりに出来てしまうのですね
パッと見には、具合が悪いとは、わからなかったはず
「病は気から」と申しますが、私の場合、ぎっくり腰は動けないもの、と思いこんでいたので、よもや自分がそうとは思わず、F先生に「あなた、これはかなり重症よ」と言われるまで、自覚がなかったf(^^;のです
おかげで、そんなに大層にも思わずにすんだのは、良かった?かな
故障してみて、やはり健康の有り難さは改めて感じましたが、その他にも、今まで意識しなかった、嬉しい発見がありました
代理の利かない仕事を持っているおかげで、不調を口実に、怠けることがなかったこと
どうしてもやりたいことがあるおかげで、早く復帰しようと気力が湧いたこと
普段しっかり使っていたつもりだった腹筋を、まだまだ使えるのだ、とわかったこと〜おかげで、ジャズダンスで次のステージに上がる手掛かりが、掴めた気がします
そして、我が身をもっと大切に、丁寧に扱わなくてはならないのだな、と、無理の利かないお年頃を自覚できたこと
自分にとって、本当に大切なことを知り、必要なことを見極めて、限りある時間と、体力、能力を存分に楽しみたいです
先日いただいた、大湧谷土産の延命長寿玉子
1個食べると、35年寿命が延びるそうな…
大きくでたねぇ!!
長生きしたい、という思いは、正直、よくわかりませんが、大切な人たちとの幸せな時間、大好きなダンスを楽しめる時間が、たくさん与えていただけますように…