遠い日の憧れのシンボルだったあの人は…

47歳の音大生日記
池田理代子
中公文庫 781円+税

本屋さんで偶然出会い、即買いした本
何と言っても、"あの"池田理代子さんですから
ベルサイユのばら」は、中学生時代のバイブルでした
もっとも、一番好きなキャラはル・ルー、そして、ばあやなんですが…
センター外れてるとこは昔から、みたいね(^o^;)
「なんだかよくわかんないけど、素敵ぃ…」
夢見る夢子は中学生まで
リアル人生で、"夢みたいな"チャレンジを繰り返すことに開眼した私は、少女漫画の世界から遠退き、彼女の作品に触れる機会もなくなりましたが、何と言っても池田理代子さん
少女漫画の世界から飛び出し、すっかり有名人になった彼女のその後は、風のウワサでぼんやり知っておりました
結婚した、オペラ歌手になった、と…
この本のタイトルを見た瞬間、「あ!オペラ歌手になった話ね!!」
と思うと同時に、「音大から始めたんだ…」と、ほとんど感銘に近い感情に捉えられました
彼女の可愛らしいお人柄そのものの、機知に富んだ筆運びや、波乱万丈な日々のエピソードは、ぜひご自分で読んで、楽しんでいただきたいのですが、私が一番、この本を選んで読んで、良かったなぁ、と思う一文をご紹介します

「夢とは志の高さのことである
持つことさえもなければ、当然ながら叶おうはずもない」

大人になってからの夢は、こうでなくっちゃ!!