昔からあったんだ…

美術鑑賞は趣味なれど、なかなか美術館まで足を運ぶ余裕がないのが、悩み
最近、美術関連で面白そうな文庫本がいくつかあり、まず手に取ったのが、こちら

絶頂美術館〜名画に隠されたエロス
西岡文彦
新潮文庫

かつて鑑賞した記憶なども呼び覚まされつつ、楽しみました
少し前に、3Dで我が身を型どり販売したとして、罪に問われた御婦人がありましたが(そう言えば、決着はついたんでしょうか?)、モデルの裸体を直接石膏で型どりした作品というのが、現実に存在する、と知ってビックリしました(m'□'m)

オルセー美術館所蔵
オーギュスト・クレサンジェ「蛇に噛まれた女」


この、豊満な身体がホンモノとは
しかし、一体どうやって石膏詰めにしたのかしら??
モデルは何時間くらい、石膏の中でこのポーズをとったままだったのかしら??〜などと、興味は尽きないのですが…
"表現の自由"とは使い古された言葉ながら、そもそも"表現"って何?!と、久しぶりに素朴なギモンが湧くのでした