時代の流れ

名前は以前から知っていたのに、なぜか作品には触れたことのない作家、というのは、かなりの数に上るのでしょうね
時間つぶしにはカフェではなく、本屋を選択する、私のような人間にとっては
値段や選択の幅を考えれば、CD同様、"ほん"なんて過去のもの
電子書籍に軍配が上がることは承知の介ながら、装丁やら紙の質までを含めた、その"ほん"そのものとの出会いを求めるワタクシ
この子も、かなり面白く読みました

気に入った作品に出会ったら、その作家を暫く読み続けたい
現役の作家ですら、代表作か最新作しか、置いていないことが多い、本屋の限界に、またもや直面してしまうことに、なるのかなぁ…
どんなに気に入っても、一度読んだら二度と手に取らないんだから、図書館や古本屋を利用する…という選択肢があってもいいんだけど
数年来、他人の手垢にまみれた"ほん"なんかに、触る気になれない…
まことに厄介な性格なり
積み上がっていく読み終わった"ほん"もまた、困りモノです
時代の流れに沿って、音楽と文学の楽しみ方を、変えていかざるを得ないのでしょうね