念願の…

yallah2009-07-18

この写真、何の炎だか、わかりますか?
友人のMちゃんがくださった゛乳香゛です
古代エジプトの神聖な儀式には欠かせなかったと言われるこの乳香〜、一度お目にかかりたいものだと、ずっと思っていて、エジプトへ行く人に「もし見つけたら、買ってきて!!」とお願いすること多数…返ってくるのは「売ってなかった」というお返事ばかり
アラビアンレストランでも見たことはなく、憧れはいや増すばかり…

最近Mちゃんとのお喋りの中で、彼女も乳香を手に入れようと試みるも果たせずにいることを知りました
ほどなく、彼女から「素敵なモノです」との思わせぶりなメールの後に送られてきた包みを開くと、長年の憧れのブツが入っていました
砂色の金平糖、といった風情の乳香と、ご対面♪
麻薬探知犬のごとく、鼻先が触れんばかりにクンクンするも…??
神秘の香りを嗅ぎたい一心で、一番大きい粒にマッチで火をつけてみました
ゴオオッ!!
小さいため、オオゴトにはなりませんが、まぁ元気な炎だこと…でも香りはするような?しないような?…
濃い紫がかった黒煙をメラメラあげながら 燃え盛る様子に「さすがは砂漠の産物なり」と感心しつつも、ちょっとこれは変だと思い出した私
神殿の中でこんなに炎あげたら、危ないよね…
下に網か何かを敷いて、燻すのかな

やがて備長炭のごとく姿を変えた乳香、煙も薄い白煙に変わり…と、嗅いだことのない香りが流れてきました
これが…
人生初の、憧れの乳香の香りに身を委ね、古代エジプトの神秘に思いを馳せる、まさにその寸前

「なにこの匂い〜クサーっ!!部室の匂いがする〜っ」

( ̄□ ̄;)!!
黙れ黙れ、たわけ者っ
お前は古代エジプトの神殿でテニスやってるって〜のぉ…

ノーテンキきゃらのTに、一刀両断、バッサリ打ちのめされたのでした
もっとも彼は私の御自慢のバラの香りも「うちの庭臭いよ〜」と、のたまうので、ボキャブラリが貧困なのか、感性が鈍いのでしょうが…

この写メを添えて、Mちゃんにお礼メールを差し上げると、
「私も後で知ったのですが、香炉とか炭だとかが必要なのですね?」
と、気遣いながら控え目に、直接火をつけてしまうという、私の暴挙を、やんわりとたしなめてくださったのでした

あ〜思い出したよ〜
以前みたテレビ番組で、日本人レポーターを家に招いたご家庭ては、丼くらいの鉢にたっぷり入れた乳香の香りで、歓迎していたっけな
もちろん、炎も黒煙も上がってなかったよなぁ
失敗失敗…(^^ゞ

素敵な香炉を手に入れて、正しく乳香を楽しむことにいたしましょう
もちろん、Tの留守中限定でね!!