変身の最終形態

首筋、あごのライン、目尻のシワ、ホウレイ線、後ろ姿、お腹回りに腰回り、手、髪…と、挙げだしたら切りがない「トシがバレるチェックポイント」
もうひとつ、意外に盲点なのが「おでこ」だということに、最近気づきました
自分の娘くらいの年齢の生徒さんたちとカメラに収まることも多いのですが、ううむ…如何ともしがたい、この「ハリ」の違い、頭蓋骨が透けて見える感じ
張り合おうなんざ、思っちゃおりませんが、しなびていく林檎を見るような侘びしさあり…(T^T)
かのダリラ・カレラも、おでこだけ、トシ相応でしたね
(DOWNの姿勢から徐々に起き上がってくる振付の場合、文字通り、もろにライトをおでこで受けて立たねばなりません!)おでこだけ、ファンデを重ね塗りして層をつくろうかな?などと、ない知恵を絞ってみたり
私にとっては作業着、制服、戦闘服にあたる衣装を纏ったときには、生徒さん方から感嘆のお声(いつもと違う!〜、全然違う〜!!の類に限定です)を発していただけるので、こうなったら破れかぶれ、特撮メークしなくても、どこまでヒトは化けられるか?に命を賭けようかな(≧w≦)と思う今日この頃です
お仕事の都合で、来年1年間アフリカに行くY子ちゃんに、「和子先生のあまりの変身ぶりに…(見とれていた、の意らしい)先生の写真をアフリカに持っていきます、マラリヤにかかっても笑顔で乗り切れそう!!」と最大級の賛辞をいただいたことですしね♪(魔除けか護符か、判断に迷うところ)
かつて美容室で、隣の席の見知らぬご婦人から「丈夫そうな毛!!」と絶賛され、ハリージのごとく髪を振ってお見せしたこともありますし
昨年のクリスマスイブに、森下洋子さんのくるみ割り人形を観にいきました
雪の降る庭に出てくる場面で、本当に天真爛漫な少女そのものにしか見えない彼女に、深い感銘を受けました
ダリラ・カレラも、やんちゃなジプシー娘に、高貴な貴婦人に、と、まったく別人物になりきって魅了してくれました
塗る、盛る、化けるの段階を超えて、名実ともに変身できる術を手に入れるべく、精進あるのみ!! 魔女っ子よ、共に頑張ろうぞ(^_^)/