愛しのあの娘

ランのように、花屋さんの特等席に鎮座している、文字通り゛高嶺(高値)の花゛は、私には縁のないものと、関心すらなかったのですが…
昨年のハーリカの折にプレゼントしていただいた胡蝶蘭の鉢が、無事に年を越して、今やたわわに花ざかり



育て方もよくわからないまま、陽にあてたり、風を通したりと、自己流に世話をしてきたのですが、それに応えるかのように、やがて新芽を出し、蕾をつけだす頃には、可愛くて可愛くて
最初の清楚な1輪に、すっかり魅せられてしまいました
すべらかな白い花びらは、細かなラメをちりばめたように、キラキラして、ちょっと受け口気味のリップは愛嬌もあり、エロチックでもあり
遅ればせながら、本屋さんで育て方を調べるうち、「白花赤リップ大輪」という品種にハートを奪われ…



それからは、せっせと花屋さんを見つけては、覗いてみるものの、お目当ての品種には出会えずにおります
キュートでエロティックな、赤い唇の可愛いあの娘
運命のひと鉢はいづこなりや?
ギフト用にアレンジされたものばかりで、高価なこと〜ため息が出ちゃう
家で楽しむために、1株だけ欲しいんだけどな