身から出たガキ

たまに顔を見せる長男坊が、ひょっこりやって来ました
薄給の介護士ゆえ、本職だけでは食べていけず、横浜ラーメン博物館でバイトもしていたのですが、震災の影響で客足が激減、バイトは使ってもらえず、ヒマだそうで
ラー博では、各地から有名ラーメン店が出店しており、被災地からのお店は、ご当地からの材料が入らずにクローズを余儀なくされたりと…、震災の影響はあらゆるところに及んでいるのですね
昭和初期の雰囲気で彩られたラー博内では、スタッフはいろんな扮装をしています
チョビひげにランニング、腹巻き姿の紙芝居のおじさん、割烹着姿のおはさん、切符切りの駅員さんなどなど
震災当日、揺れに驚いた人々でごった返す通りで、お巡りさんの扮装をしたスタッフが本物と間違われ、、「何が起こったの??」と質問攻めにあったとは、笑えてしまうエピソードです
職場環境の厳しい介護の世界に5年いて、この夏で一旦職場を去る決意をしたという長男
進路を決める年頃に、自分のやりたいことが見つからず、"なぁんとなく文系かな"くらいの気持ちで大学進学するくらいなら、とりあえずは食べていける分野で資格を取って、技術を身につけておいた方が得策だと、介護士を勧めたのは私です
良くも悪くも、需要増大する職種だし、必要に差し迫られて、やがて環境も整備されるだろう〜と、当時は楽観的に予想したものでしたが、世の中なかなか思う方向には、回ってくれない…
まだ若いうちに、いろんなものを背負ってしまう前に、しばし自分の人生を眺めて考えてみるのも、いいかもしれないね



和歌山旅行の土産だと、南部梅林の梅干しと、じゃばら酒を買ってきてくれました
じゃばらとは、蛇腹ではなく、邪払、と書くそうで、とっても酸っぱい、柑橘類の特産品だとか
ふぅむ、確かに見た目も、ポン酢のようです
彼が2歳くらいの時に、南部梅林に梅見に行ったなぁ
職場のこと、震災のことなど、お昼食べながらお喋りし、バイクに乗って帰っていく後ろ姿を見送りながら、彼も成長したなぁ…と、母親の喜びを味わわせてもらいました
私には身から出たガキなる息子4人と、縁あって私の引力に引き寄せられてきた、可愛い娘が数十人〜
明日は娘たちと、楽しい1日を過ごしましょう!!
皆さん〜!!もう、悪あがきはやめにして、明日は愛嬌と度胸で、いざ勝負☆
楽しんだ者勝ちだよ〜(^O^)/