びっくり温泉体験

奥飛騨木曽路紀行その3〜温泉編
こよなく温泉を愛する長男M厳選の湯三昧
宿のお風呂以外に、6つ入りました
透明だったり、白濁していたり、赤茶色だったり、と色も味わいもそれぞれ異なります
あちらの6月は、新緑の季節〜滴るような緑の木陰で、お湯に浸かっていると、しみじみ贅沢な気分
どこもほぼ貸切状態〜平日だということを差し引いたとしても、もったいない話だなぁ…日本経済、大丈夫か?!
と、またまた無駄な老婆心が頭をもたげます
旅の最後に入った温泉は、ブドウ農家だった山口さんが、「絶対に温泉が出る!!」との信念に基づき、自分のブドウ畑を掘って掘って、ついに掘り当てた、という執念の温泉
入った瞬間、「寒っ?!」と感じるほど、ヌルいのです
暑がりやの私が、10分でも20分でも、平気で入っていられる(てか、寒くて出られない?!)のですが、あら不思議〜お湯から上がると、じんわりポカポカ、汗がでるでもなく、心地良い温かさが持続します
こんな体験は初めて☆
M曰わく、以前はソーダのような細かな泡粒が肌について、プチプチ感が楽しめたそうで、それで私を喜ばせたかったのに、何故か今回はあまり泡粒がつかず、残念がっていましたが、私には十分珍しい体験でした
さらに全員がびっくりの偶然が…
今回の旅行、すっかり"良きに計らえ"な、お大尽気分のワタクシ
「今日はどこに行くの?」
「ニゴリゴ温泉だよ」
私の頭の中で、何やらモヤモヤした記憶が、うっすら像を結び始め…
「ニゴリゴって、もしかして濁ったに、さんずいの河って書く?」
「そうだよ」
「宿は旅館御岳(おんたけ)だったりして」
「…そうだよ、あれ御岳(みたけ)と読むのかと思ってた」
2泊目の濁河温泉の宿"旅館御岳"は、若かりし日、まだMを授かる前に、亡き夫と泊まったことのある宿でした
建物自体は改装して、すっかり立派になっていましたが、階段を160段降りていかねばならない、渓谷露天風呂は、昔の名残を残していて、懐かしいような、何とも不思議な気持ちでした
まさか、ン十年ぶりに、今度は息子たちと来ることになろうとは…
なんて不思議なご縁なんでしょう
十穀米おにぎりみたいに見える写メは、この露天風呂の石です
お湯で洗われる下の方に 、温泉成分が固まって、ザラザラとサンゴみたいになって付いています
飲むと、口が横にひん曲がるお味ですか、お肌ツルツル、美肌の湯でしたよ♪

小雨がパラパラ降ってきたので、3人してこんな傘を被って、傘地蔵さまスタイルで露天風呂を楽しみました
石にこびり付いたヌルヌル成分を剥がして親子して喜んでいるところ、一緒やん!!ヘンなところで、血の繋がりを実感(・o・)