親のしてやれること

深夜零時半
意識も、い〜い具合に朦朧としだした頃に、鳴り響く着信音
誰??
不機嫌に電話に出ると、電話の主は三男坊でした
(邪魔をされるのが我慢ならない私は、緊急の電話かも?!という発想が、しばしば欠落してしまいます…)
就活真っ最中なT、ちょっと相談にのってほしかったらしく
相談してくれるのはいいんだけどね、Tや
ただね〜明日(ってか今日だよ!!)先方に返事しなきゃいけない、ってタイミングで、私にどうしろって言うのかしらねぇ
(マツコ風に読んでくださいね)
エイヤッしか、ないよ
やってみなきゃ、わかんないからね〜結婚と一緒だよ
頑張ってみて、こりゃダメだぁ〜って思ったら、それはその時、また方向転換すればいいじゃない〜?
…人生の先輩、とは言え、本能の赴くままに、運命と取っ組み合いをし続けてきたワタクシ、口を衝いて出てくるのは、「為せばなる」的な、役にも立たないアドバイスのみ
彼をますます混乱させただけか、下手すると「母さんに相談したのが、そもそも間違いだった」と、自社株を下げちゃったかも、知れません
あ、それとも!
こんな母でも立派に(?!)生きてこられたんだから、大丈夫かぁ、と勇気百倍になったかも(あくまでもポジティブ)
「参考にさせていただいて、もうちょっと考えてみます」
我が息子ながら、それだけ礼儀をわきまえた、ソツのない受け答えが出来るんだから、キミ、何も心配いらないよぉ!!
最後は親バカで締めくくり
悩める息子より一足お先に、コトン!と夢の世界へ、即時出発のダメ母でした
何があっても、どう転んでも、いつでもキミを応援しているし、万万が一、にっちもさっちも行かなくなった時には、どどーん!!と丸ごと引き受けるから
成人した息子たちにしてやれることは、サーカスの綱渡りの、綱の下に張り巡らしてある、落下防止ネットに徹することと覚えたり
出番がないに越したことはないけど、必要とあらば、いつでも出動OKだよ
(そのためには、オツムも身体も手入れしておかなくちゃね→ダンス狂の自己弁護)