バレエたまにミュージカル

半額優待券を手にいれたので、東京国際フォーラムまで、ブロードウェイミュージカル「キャバレー」を観に行ってきました

罪のない恋バナ、くらいの軽いノリで出かけたのですが、ナチス時代の恋愛模様、シリアスなストーリーで、足元をすくわれた感ありでした
歌、芝居、ダンスの3拍子が揃わないといけない、ミュージカルは、ハードルが高いですね
いい味出してるな、と思った道化役の役者さんが、諸星和巳さん(私の意識としてはモロボシくん)だと終演後に知り、ビックリしました
チャラアイドルの一人、くらいの認識でしたが、(失礼!!)消えてしまう方も多い中、いい感じに熟成してらして、嬉しかったです
もうひとつのサプライズは、生演奏だったこと
オーケストラボックスもないし、まったく期待していなかったのですが、最初の音を聞いた瞬間、「え?!」と思ったら…舞台装置の後ろに隠れるようにして、ミュージシャンたちがチラ見え
やられた〜心憎いね♪
それにしても…
いろいろな公演に行ってみて、つくづく感じることは、公演内容だけでなく、観賞する空間の快適性がいかに大切か、ということ
滑り落ちそうな傾斜の3階席なのに、前から3列目まではA席です、ってあなた、それは詐欺ですよ
2階席に行くエスカレーターは、1人分の幅になり、3階席に行くには、エスカレーターさえなくなり、エレベーターのみ
大人数が一斉に出口に向かう終演直後は、なかなか来ないエレベーターに業を煮やし、階段を利用する方が多数ありましたが、年配の方は足元が不自由で、本当にお気の毒でした
女性客が圧倒的に多いわけですし、トイレの設置場所や数も、配慮していただけたら、嬉しいです
結構な金額をはたいて行くわけですから、幸せな時間を過ごしたい
見に行く側も、ビニール袋ガサガサや、持参のお菓子ムシャムシャ、幕間のかしましいお喋り、場違いな装備もご一考いただきたいものです
さて、渋谷に新オープンする東急シアターオーブでは、夏〜秋にかけて、本場ブロードウェイから「ウエスト・サイド・ストーリー」と初来日のフランス版「ロミオ&ジュリエット」が相次ぎ上演されます
どんな劇場なのか?
本場のパワーと質に期待も高まる〜どちらも外せないな♪