R・ホーネック弾き振りのコンサート

読売日本交響楽団、ホリデー名曲シリーズは、ウィーン・フィルコンサートマスター、ライナー・ホーネックのヴァイオリンと指揮で、14曲演奏の大サービス
穏やかそうで、ダンディーなホーネック氏の指揮で、オーケストラの腕が数段、あがって聴こえます

前半の、ホーネック氏ソロヴァイオリンによる、ベートーヴェンのロマンス第2番も素晴らしかったし、ドヴォルザークのスラヴ舞曲作品72-2も、大好きなブラームスハンガリー舞曲第1番も、躍動感が素敵でした
後半はシュトラウスのワルツ特集で、さながらニューイヤーコンサートのよう
指揮台で指揮したり、第1ヴァイオリンと一緒に演奏したり〜これがいわゆる"弾き振り"なんですね
ホーネック氏自身がとっても楽しそうに、にこやかに自然に振る舞ってらしたのが、印象的でした
いつぞや、テレビ放映でみた、ウィーン・フィルニューイヤーコンサートそのままに、アンコールのラデツキー行進曲は、指揮者が観客をも指揮して、オケと手拍子の大合唱となりました
音楽は理屈抜きに、楽しいもの!!
ホーネック氏の素晴らしい演奏、それに引き上げられるように、これまた素晴らしいオケの演奏を満喫し、幸せと充実感でいっぱいの、素敵なコンサートでした