講師冥利に尽きる!!

私のレッスンではストレッチが重要な位置を占めています
ダンスの前の準備運動の域にとどまらず、

・呼吸と同時にキツい動きをする

・表情をコントロールしながら動く

・踊れる体力や筋力をつけるために全身を使う

を同時にこなすため、結構な運動量になります
スタジオの鏡に、私の背後に繰り広げられる生徒さんたちの地獄図を見るたび、軽くドSゴコロをくすぐられるワケですが…、先日の八柱クラス、一昨夜の相模原クラス、いつもと違って皆さん涼しい顔して、ついてくるじゃありませんか…!!

あれれ〜きたーっヾ(^▽^)ノ

急に、出来なかったことができる、ふっとレベルが上がる、つぎのステージに進む、そんな瞬間が誰にでもあります

大変な努力の末に、という場合もあれば、特に頑張ってお稽古したわけでもないのに何故?と、本人も首をかしげる場合もあり、実に気まぐれに、《その時》はやってくるのですが、この瞬間こそが、講師冥利に尽きる瞬間です

生徒さんをがお金と時間をかけて来てくださる以上、「楽しい時間を過ごして」いただくのは当然のことながら、やはり上手になっていただかないと、私がいる意味がない、と考えていますので

生徒さんの性格や癖がダンスの邪魔をしている場合もあります
こちらは、筋力体力がついて解決するというわけにはいかず、本人が意識しにくいため、時間のかかることや、克服できずに辛く感じる場合さえあります

端正で正確なダンスが持ち味のC先生が、ミラーヤ娘でグイグイお客様に迫っていけた時…
豪快さでならすM姉が、女神のようにベールを操れた時…
ダンスのために生まれつきの猫背(本人曰わく)を克服したNちゃん…
今では信じられない話ですが、あのYさまだって、最初の頃はい〜つも下ばかり向いてて「時々でいいから目をあげて」と、言い続けていたものです
シャイなあまり、レッスン時に鏡を見られなかったSちゃんも、2年経った今では、正面向いて、時には笑顔でお稽古できるようになりました

振り付けも覚えていて、ビジュアル的にもいい線いってるにもかかわらず、何だかイケてない…
こういうダンサーさんは多いですが、テクニックよりもご自身の癖が原因のことも多いように思います

ひとつ克服できると、当然上手になりますから、楽しくなって、ふたつめはもっと楽なはず

最初のハードルを突破できるまで、どうぞ根性でお稽古続けてみてくださいね☆